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【大塚耕平】国民民主党を離党し、名古屋市長選挙に挑戦!参議院議員

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日本銀行・参議院議員・党代表など、大塚耕平の経歴とは?

今回は、民進党代表・国民民主党共同代表等を歴任し、名古屋市長選挙に挑戦することでも注目される大塚耕平参議院議員を解説していきます。

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プロフィール

生年月日:1959年10月5日

現職:参議院議員

職歴:日本銀行行員→参議院議員→内閣府副大臣→厚生労働副大臣→参議院議員

学歴:名古屋市立田代小学校→名古屋市立城山中学校→愛知県立旭丘高校→早稲田大学政治経済学部→早稲田大学大学院社会科学研究科

党内での役職:第2代国民民主党政務調査会会長、初代国民民主党代表代行、初代国民民主党共同代表(玉木雄一郎とともに)、第4代民進党代表等を歴任

生い立ち、日本銀行時代

大塚氏は1959年、愛知県の名古屋市に生まれました。高校在学中にはバレー部のキャプテンを務めていたそうです。高校卒業後は、1年間の浪人生活を経て早稲田大学に入学することになります。

1983年に大学を卒業し、日本銀行に入行します。そこでは窓口指導や市場調節、金融機関指導など幅広い業務をこなす旧営業局に在籍していました。

在職中の2000年には早稲田大学の大学院の博士課程を修了し、博士号を取得しています。

大塚氏の転機は2000年11月に訪れました。知人を通じて、翌年の参議院議員選挙の候補者を探していた民主党愛知県連から勧誘を受けたのです。そして、大塚氏が決断を下す前に新聞にこのことが載り、大塚氏はその年の暮れに日本銀行を退職してしまったのです。

民主党・民進党時代

そして2001年7月、第19回参議院議員通常選挙において、愛知県戦局から民主党の公認を得て出馬し当選。2007年には再選を果たしました。

さらに2009年9月、鳩山由紀夫内閣のもとで、内閣府副大臣に任命。2011年には菅直人内閣において、厚生労働副大臣に任命されました。

政権交代が行われた後の2013年には、衆議院議員中根康浩氏の辞任に伴い、民主党愛知県連の代表に就任しています。

ところが、2017年に衆議院議員前原誠司氏が、10月に行われた衆院選において、旧民主党の系譜を継ぐ民進党を分裂させる形で戦う原因を作ったことを受け、陳謝するとともに引責辞任。前原氏の辞任に伴い、大塚氏は無投票で民進党の代表に就任しました。

国民民主党時代

2018年、大塚氏は民進党と希望の党の一部勢力が合流して誕生した、国民民主党の共同代表に就任しました。しかし、同年9月に行われた国民民主党代表選には出馬せず、共同代表を辞任。同月11日付で代表代行に就任しました。

2020年、国民民主党と立憲民主党が合流することになったときも、大塚氏は立憲民主党との合流の道を選ばず、新たな国民民主党のメンバーに就任しました。2021年12月からは、同党の政調会長も兼任していました。

国民民主党離党・名古屋市長選挙への挑戦

そして大塚氏は2023年4月に、2025年に予定されている参議院選挙には出馬せず、同年に任期満了を迎える名古屋市長選挙に無所属で立候補する意向を表明しました。

2024年3月には、新年度予算案の成立後に、国民民主党に離党届を提出することを明らかにしました。

政策

ここからは、大塚耕平の掲げる名古屋に対しての政策をいくつかピックアップしてご紹介します。(参考:大塚耕平HP)

医療

医療リソースの質・量を高めることを目指し、市内外での官民連携を進めることを掲げています。また、認知症対策・介護政策も重要な政策課題と位置づけています。

防犯

市の防犯パトロール協力企業制度制度と防犯ボランティア団体協定の拡充、消防団・自治会・民生委員等との連携を掲げています。

観光文化

名古屋城・熱田神宮等の歴史分野、産業博物館・科学館等の芸能産業分野、コスプレイベント・大須等の共生分野の3つの観光ツアーの確立や、多文化共生政策の推進などを訴えます。

産業・商店街・中小企業

スタートアップのエコシステム形成や空き店舗の再生、商店街の店舗の連携、中小企業・士業単体・官民金融機関・大学等研究機関などへのアウトリーチ型の支援を進めるとしています。

ICT

利便性と行政効率に資するICT化を推し進め、適時フォローアップできる体制を作るとしています。

教育・子ども

子どもが教育を受ける権利と機会の保証を徹底し、名古屋市立大学を含む名古屋市内の教育インフラの活用を訴えています。また、乳幼児・新生児の全戸訪問、現金給付・教育保育給付・地域子ども子育て支援事業等などが機能しているのかの検証などもあげています。

環境

市当局の使用する電力の再エネ比率に目標を定めるなどの温暖化対策、市バスへのEVバス(国産車)導入、公園及び緑地整備、都市農業振興などを図るとしています。

まとめ

2025年に行われる予定の名古屋市長選挙に挑戦を予定しており、今後ますます注目度が高まることが予想されます。

この記事が、大塚耕平参議院議員について知るきっかけになったら幸いです。

参考になるサイト

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政経百科編集部
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