2024.07.17

【伊藤孝恵】愛知県選挙区の国民民主党参議院議員！生い立ち・経歴・政策は？

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リクルート在職中に出馬？『落ちそうで落ちない伊藤孝恵』

愛知県選挙区の参議院議員として、国民民主党に所属する伊藤孝恵議員。

党代表選に出馬したり、首班指名で投票されたりと話題になることもしばしばあります。

そんな彼女がどのような経歴を辿り、どのような政策を主張しているのか、この記事で分かりやすく解説していきます。

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プロフィール
生い立ち〜政治家になるまで
- 生い立ち
- 会社員時代
史上初『リクルート在職中育休中』の国政出馬
事務所にジャングルジムを設置？
首班指名された？
政策
まとめ
参考になるサイト

プロフィール

生年月日：1975年6月30日
現職：参議院議員（愛知選挙区）
学歴：金城学院中学校→金城学院高校→金城学院大学文学部国文学科卒業
職歴：テレビ大阪→資生堂→リクルート→参議院議員
過去の党内での役職：国民民主党副代表

生い立ち〜政治家になるまで

1975年愛知県名古屋市で生まれた伊藤氏が政治家を志すまでにはどういった出来事があったのでしょうか。

生い立ち

小林家の次女として生まれた伊藤氏の愛称は「たーたん」今では事務所のマスコットキャラクターの名前でもあります。

幼少期はいつもフニャフニャでよく泣く子でした。幼稚園の卒園半年前には名古屋市から犬山市へ引っ越しましたが、幼稚園を辞めるか否か悩んだ末毎日3時間を母と車で往復することにします。

小学5年生のときには、肺炎で入院。原因は家でも保健室でも「寝とけば治る」と言われたことです。

中学時代の部活動は、姉の真似をしバトントワリング部に入部、そこから全国大会を目指し6年間練習に励みました。今でも、選挙期間中にはバトン回しを披露することがあります。

そんな伊藤氏は、中学1年生でいじめを経験します。家族からは学校なんて休んじゃえと言われますが頑なに登校。そんな時支えとなったのが毎朝母から「今日1日だけ頑張ろうね」と抱きしめられたことです。

会社員時代

1998年金城学院大学文学部を卒業後テレビ大阪に入社します。

記者志望で入社しましたが初配属は営業局でした。ショックすぎて、入社式の後は急いで家に帰り泣きました。ですが、営業局では礼をつくし、心を尽くし、責任から逃げずに汗をかくという、仕事をする上での基本姿勢を教わり初配属が営業局で本当によかったと感じることになります。その後報道スポーツ局に異動、大阪府警記者クラブサブキャップのときには、捜査一課の調査官にバラバラ死体の足の写真を見せられ、伊藤氏は爪がスクエアにカットされていることから女性の死体と答えると感心されるほど府警記者クラブは女性視点の少ない環境でした。

記者として取材をしつつプロデューサーとして、ドキュメンタリー番組を制作します。ニート問題を提起した番組を制作するためのインタビューで「なぜ働かないの？」と聞く私に「じゃあ逆になんであなたは働くの？」と問われすぐ答えられなかった自分の戸惑いも含め番組を作り上げました。この番組は第1回TXNドキュメンタリー大賞を受賞しました。

2005年4月JR福知山線脱線事故に大好きだった営業局時代の上司夫妻が巻き込まれ亡くなります。これが転機となり2006年資生堂に転職。2006年7月リクルートに転職。リクルートでは「これぞリクルートという部署で働きたい」と言うと現在のSUUMOの部署に配属。その後、マーケティング局へ異動し、メディアの買い付けやゼクシィのCMなどの制作を担当しました。

史上初『リクルート在職中育休中』の国政出馬

2016年7月参議院選挙愛知選挙区に民進党から出馬します。きっかけは、産まれてまもない次女の耳に難聴があることを指摘されたことたことです。

当時、党の候補者公募のウェブサイトに「政治家の仕事は子供たちの未来を作ることだ」と書かれており史上初育休中の国政出馬を決めます。その結果、2016年の参院選で次点と20万票以上の大差をつけ定数４人中4位で当選。翌日のメディアは「予想覆す」や「奇跡」「風が吹いた」など、様々な表現を用い報道しました。

事務所にジャングルジムを設置？

伊藤氏の議員会館の執務室には屋内用ジャングルジムやたくさんのおもちゃがあります。もともとは、待機児童だった次女のために設置したものですが、与党議員の孫や要請にきた育児中の人などさまざまな人のために残されています。

首班指名された？

2020年9月菅義偉氏が指名された内閣総理大臣指名選挙いわゆる首班指名で伊藤氏と同じく超党派ママパパ議員連盟に所属する無所属の寺田静参院議員(秋田選挙区)から投票されます。また、2021年の首班指名でも寺田議員より投票されます。

政策

孤独・孤立対策

2021年1月28日参議院予算委員会で質問に立った伊藤氏は新型コロナの影響で深刻化している孤独・孤立対策について質問をします。

　伊藤氏：ワクチン担当大臣も、数日で決められた総理ですから孤独担当大臣もご検討頂けるんじゃないかなと期待しますが、いかがでしょうか。

　菅総理：今ある組織でも孤独問題とかに対応する組織がありますので、早急に状況を調べてみたい、このように思います。

　伊藤氏：今は、どの大臣がご担当になるんでしょう。

　菅総理：厚労大臣です。

この発言に座っていた田村厚生労働大臣は「えっ」と声を上げます。このやりとりが後押しとなり、2021年2月内閣官房に孤独・孤立対策室が設置され担当大臣に坂本1億総活躍担当大臣が兼任する形で任命された。

高校入試　生理痛は追試OK？

2023年11月16日参議院文部科学委員会で伊藤氏は、高校入試を生理で受験できなかった生徒の受験機会を確保するよう求めます。

その結果、文部科学省は各都道府県に対し生理前や生理中の身体的、精神的症状などの体調不良を、追試験などの対象とするよう要請しました。

就職氷河期世代政策（1990〜2000年代に就職活動を行った世代）

2023年3月28日参院本会議で登壇した際、冒頭に「私が就職活動で100社もの会社に落ちた1997年」と話始めたところ「100社はむごい」や「オレ全部受かっちゃった」などのなどの声が聞こえたとXに投稿すると大きな話題になります。この投稿をきっかけに国民民主党は就職氷河期世代に向けたアンケートを実施し伊藤氏を座長とする就職氷河期世代政策プロジェクトチームが立ち上がりました。