【髙島宗一郎】生い立ち、経歴、政策は?脱ハンコ・スタートアップ支援の実績も解説!
福岡市長「高島宗一郎」徹底解説!
福岡市長の高島宗一郎を知っていますか?
脱ハンコやスタートアップ支援などを国に先駆けて行うことで注目を集めています。
今回は、そんな高島宗一郎市長の経歴や実績、政策などを紹介していきます。
プロフィール
- 生年月日:1974年11月1日
- 現職:福岡県福岡市長
- 学歴:大分県立大分舞鶴高校→獨協大学法学部卒業→九州大学法学府修士課程政治学専攻専修コース(市長就任を機に退学)
- 職歴:九州朝日放送アナウンサー→福岡市長
生い立ち
高島宗一郎市長は、大分県大分市で生まれました。父は、大分放送のアナウンサーでした。
大分県立大分舞鶴高等学校、獨協大学法学部を卒業したのちに、九州朝日放送にアナウンサーとして入社します。
アナウンサー時代には、『アサデス。』メインキャスターや『ワールドプロレスリング』の実況などを務めます。
2009年4月には、九州大学法学府修士課程政治学専攻専修コースに入学しますが、福岡市長就任を機に退学しています。
福岡市長としての経歴
2010年、現職市長の任期満了に伴い行われた福岡市長選挙に立候補し、現職の吉田宏市長(当時)など7名の候補者を破り初当選します。この市長選挙では、自由民主党・公明党が実質的に支援をしました。
以降、2014年・2018年・2022年と連続で当選し、現在は4期目となります。
著書・書籍
高島宗一郎市長は、著書・書籍にも注目が集まっています。過去に出版された代表的な著書はこちらになります。
- 『福岡市を経営する』(ダイアモンド社、2018年12月)
- 『福岡市長高島宗一郎の日本を最速で変える方法』(日経BP、2021年5月27日)
- 『アヒルちゃんの夢』(エッセンシャル出版社、2022年12月12日)
政策・実績
スタートアップ
シアトルでの経験から、福岡市をスタートアップ都市にすることを発案しました。
諸外国・地域とスタートアップや産業での相互協力を行う覚書を締結したり、国家戦略特区の第一弾としてスタートアップ特区(グローバル創業・雇用創出特区)を獲得したりと施策を行っています。
ICT・脱ハンコ政策
LINEと締結し、市の公式LINEの友達登録が100万人を超えるなどといった情報発信や手続きのオンライン予約サービスの開始、3000を超える書類でのハンコレスの実現などを行いました。
2021年には、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する部署を立ち上げ、2ちゃんねるの創設者であるひろゆきこと西村博之などを「DXデザイナー」として委嘱したことでも注目を集めました。
防災・減災
2016年の熊本地震では、小学校跡地に支援物資を集め、消防ヘリの活用やNPO・ボランティアなどと協力し、熊本・大分の被災者にダイレクトに届ける「自己完結型支援」の実践しました。
その後も、企業の防災に関して支援を行う『防災共創プラットフォーム』の立ち上げや、被災地などにボランティアを運ぶボランティアバスツアーの規制緩和などの防災関連の施策にも取り組みました。
福岡アイランドシティ
2010年の選挙戦の争点の1つに福岡アイランドシティの問題がありました。
いわゆる『売れない人工島』として、赤字が続く人工島をどうするのかが争点でした。
企業への立地交付金などの制度を作り、市は2022年に土地が完売したと発表しています。これにより、事業収支は150億円の黒字となったとしています。
まとめ
政令指定都市の市長として、国に先がけた施策を行い注目を集める高島宗一郎市長。
メディアやYouTube番組等に出演することも多く、今後も様々な言動で注目されることでしょう。
参考になるサイト
- 政令都市市長会|各市長の紹介 福岡市長|https://www.siteitosi.jp/message/fukuoka.html
- 産経新聞|現職の高島宗一郎氏 問われる12年の真価 後見人失い、全方位外交へ|https://www.sankei.com/article/20221102-KWKMKFCRMVNHTBQUMYFWQRSTQI/
- 福岡市長 高島宗一郎オフィシャルブログ|11月20日投開票の福岡市長選挙に立候補をします。|https://ameblo.jp/so-takashima/entry-12768883630.html
- 日本経済新聞|博多湾の人工島、土地が完売 事業収支152億円の黒字に|https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC261Z90W2A820C2000000/