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【れいわ新選組】山本太郎が創設した政党!支持母体はある?街頭演説についても解説!

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【消費減税・脱原発】れいわ新選組ってどんな政党?主張・政策を解説!

れいわ新選組は、俳優・タレント活動の後に参議院議員となった山本太郎が、2019年に結成した政党です。

SNSでの拡散力や街頭演説にも力を入れている政党です。

今回は、そんなれいわ新選組について、解説していきます。

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概要

  • 代表:山本太郎
  • 共同代表:くしぶち万里・大石あきこ
  • 幹事長:高井たかし                           
  • 設立:2019年4月1日
  • 通称:れいわ、れ新

設立経緯

2019年4月1日に、山本太郎が同年夏に行われる参議院議員選挙に向け、複数候補者の擁立を目指して設立されました。

党名は、2019年に発表された新元号「令和」と幕末の新撰組に由来します。なお、撰ではなく選の漢字を使用しているのは、「新しい時代に新しく選ばれる政党になるため」だそうです。

設立時点では、山本太郎は小沢一郎率いる自由党に所属しており、4月下旬の離党を予定していましたが、山本太郎の離党を待たずにこの自由党は国民民主党との合流を理由に4月26日に解散しました。

国政選挙・都知事選挙への挑戦

ここからは、れいわ新選組が設立以降挑戦してきた選挙についてみていきます。

2019年 第25回参議院議員選挙

まずは、れいわ新選組設立のきっかけでもある2019年の参議院議員選挙です。

この選挙では、山本太郎代表は6年前の選挙で出馬した東京都選挙区から全国比例区へ移り、理念が共通する地方の他党の候補者の応援に入るなど、全国で街頭演説を繰り返しました。その演説の様子はSNSや動画投稿サイト等でも拡散されました。

一方でこの時点でれいわ新選組は国政政党では無いため、諸派扱いとなり、国政政党と比べマスメディアでの報道で取り扱われることは少なかったです。

結果、山本太郎自身は当選できなかったものの、全国比例区で2議席を獲得し、特定枠の舩後靖彦と木村英子が当選しました。

比例の得票率2%を超える結果から、国政政党としての要件を満たしました。

2020年 東京都知事選挙

落選中の身であった山本太郎代表は、2020年の東京都知事選挙にれいわ新選組公認候補として出馬しました。

選挙期間には、亀井静香・嘉田由紀子・須藤元気らの応援もありましたが、結果として現職の小池百合子東京都知事が当選する結果となります。

2021年 第49回衆議院議員総選挙

れいわ新選組設立後初の衆議院議員総選挙では、代表の山本が比例東京ブロックで当選し国政復帰します。

また、比例南関東ブロック・比例近畿ブロックで議席を確保し、3議席を獲得しました。

2022年 第26回参議院議員選挙

この選挙では、山本太郎代表は衆議院議員を辞職し、東京都選挙区から出馬をしました。なお、山本太郎が辞職した衆議院の議席には、2021年選挙で重複立候補していた櫛渕万里が繰り上げ当選となりました。

結果、山本太郎が立候補している東京都選挙区に加え、全国比例区にて2議席を獲得します。

政策

れいわ新選組の政策にはどのようなものがあるのでしょうか?

れいわ新選組公式HPをもとにまとめていきます。

増税反対・消費税廃止

れいわ新選組は、消費税廃止・社会保険料減免などを強く訴えています。国民の負担を軽減することで、国民生活を豊かにしようと考えています。

安全保障

平和外交・核兵器廃絶など、実力組織の強化ではなく信頼醸成等による安全保障を訴えています。

また、国内産業の保全や防災省の設置なども主張しています。

子育て支援

教育無償化・子ども手当拡充・保育士や教職員の待遇改善などを訴え、子育てを国や政府が責任をもってサポートする仕組みづくりを目指しています。

賃上げ

公的住宅の拡充・家賃補助・最低賃金の上昇などを行い、積極的に財政出動を行うことで、失われた30年と言われる時代からの脱却を目指しています。

あらゆる不条理に立ち向かう

ジェンダー問題・障害者支援などのマイノリティへの政策、憲法を守る政治、マイナンバーカードへの反対なども訴えています。

れいわ新選組の支持母体

れいわ新選組に支持母体はあるのでしょうか?

政党交付金を除く、れいわ新選組の収入源の多くは、個人献金です。

法人からの寄付を禁止していないものの、組織団体からの献金に依存をしていないという事がアピールポイントの1つにあります。

「外で食べようと思っていたけど我慢した。おかずを1品ずつ減らした。何とか絞り出した1千円。自分のご褒美に何か買おうと思っていた500円。みんながそれぞれ我慢をした」と山本太郎代表が演説の中で発言するなど、多くの個人により支えられているというところが、れいわ新選組の強さなのかもしれません。

一方で、野党共闘の中で立憲民主党をはじめとする野党と協力をしたり、市民連合と政策協定を結ぶなど、市民団体や野党との協力も積極的に行っています。

山本太郎の街頭演説が話題に!

れいわ新選組の発信力の強さのひとつに山本太郎代表の街頭演説があげられます。

山本太郎の演説は、聞いている人を巻き込み、熱気に溢れています。

また、街頭演説の中で、聴衆との質疑応答を積極的に行うなど、対話の姿勢が評価されている側面もあります。

今までの実績は?

れいわ新選組は、野党のため直接的に政策を実現することが難しい立場にあります。

その中でも、支持者らの間では、以下のような実績を残したと言われています。

  • 重度障害者の候補者を当選させ、国会のバリアフリー化を進める
  • SNSや街頭演説を通じて、政治的な関心を高めた

まとめ

れいわ新選組は、比較的新しい政党であるものの、SNSを活用した発信や街頭演説によって知名度を上げています。

どのような活動や発信を行うのか、これからも話題にあがってくる政党の一つではないでしょうか?

参考になるサイト

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著者について
政経百科編集部
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監修者
選挙・ニュース・授業がもっと楽しくなるをモットーに政経・社会課題を分かりやすく解説します。みんなの「参考書」を目指して情報発信中!様々な政治経済や社会に関する情報を提供し、読者の皆さんに理解や共感をお届けしています。
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