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【日経平均株価】過去最高値はいつ?推移・見通しなどわかりやすく解説!

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日経平均株価とは?史上最高値を更新

日経平均株価を朝のニュースなどで耳にしたことはありますか?日経平均株価は、経済や株式市場の大きな動向を把握するのにも役立つ指標です。

2024年には日経平均株価が史上最高値を記録して、ますますその動向が注目されています。今回は、日経平均株価について解説します。

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日経平均株価とは?

日経平均株価とは、日本経済新聞社が東京証券取引所プライム市場の上場銘柄の中から選定した225の銘柄の株価(各企業が発行している株式1株あたりの値段)の平均を示したものです。1950(昭和25)年から指標の算出が開始されました。

株(株式)とは?

株とは、株式会社が資金を調達するために発行することができる券です。株を買って株主になることで企業の経営に参加できたり 配当金がもらえたりします。企業側は、株を買ってもらうことで資金を調達することができます。

また、証券会社を介して株の売買をして、時期によって変動する購入時と売却時の株価の差額で利益を得る人もいます。

なぜ日経平均株価は225銘柄なの?

なぜキリが良い200や300ではないのかといえば、最初に売買高の多い銘柄を全業種からピックアップした時に、たまたま225銘柄だったため、以降定着したようです。

銘柄は固定されておらず、定期的な見直しや入れ替えが行われています。銘柄の選定には、市場流動性の高い銘柄であることや各業種のバランスなどが考慮されます。

【日経平均株価】どんな分野、企業が選ばれている?

それでは日経平均株価の225銘柄にはどのような分野と企業があるのでしょうか。まず大きな6つのカテゴリとして「技術」「金融」「消費」「素材」「資本財・その他」「運輸・公共」があります。さらにその下に業種分類がなされています。

私たちにも身近な存在である「消費」のカテゴリを見てゆきます。「消費」カテゴリの業種分類には「水産」「食品」「小売業」「サービス」があります。「水産」には日本水産とマルハニチロの2社、「食品」にはアサヒ、キリンHDなどのビール、酒造メーカーが入っています。このほかには調味料の味の素、タバコの製造販売を行うJTなど11社が入っています。「小売業」には、コンビニエンスストアチェーンのセブンイレブンを運営するセブン&アイ、百貨店の三越伊勢丹など8社が入っています。「サービス」の分野ではヤフー、楽天、リクルートといった11社が入っています。

ほかのカテゴリ、分類を見ても、誰もが名前くらいは耳にした企業が多く並んでいます。日本の経済指標を図るには最適だと言えます。

【日経平均株価】最安値、最高値は?

日経平均株価は2024年3月に4万円を超え、史上最高値を更新しました。それまでの最高値は1989年12月29日につけた3万8915円87銭でした。この時期の日本経済はバブルと呼ばれる空前の好景気に沸いていました。それでも4万円を超えることはなかったのです。

その後、日本経済は1990年代はじめにバブルが崩壊し、株価は下落の一途をたどります。2003年4月には7607円を記録します。この時期は就職氷河期と呼ばれています。2003年の大学卒業者の就職率は55.1%で、こちらは戦後でもっとも低い数字となりました。その後株価はITやインターネットバブルの影響もあり持ち直します。しかし、2008年9月に起こったリーマン・ショックにはじまる不景気のあおりを受け、同年の9月28日に市場最安値となる6994円90銭を記録します。

まとめ

日経平均株価は日本経済新聞社が選んだ225銘柄の平均値を示したものです。6つのカテゴリーからバランス良く選ばれており、定期的な検証や入れ替えも行われています。日本経済の現状を見るにあたり最適な数値と言えます。

参考になるサイト

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政経百科編集部
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監修者
選挙・ニュース・授業がもっと楽しくなるをモットーに政経・社会課題を分かりやすく解説します。みんなの「参考書」を目指して情報発信中!様々な政治経済や社会に関する情報を提供し、読者の皆さんに理解や共感をお届けしています。
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