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【小池百合子】都知事の学歴・経歴・生い立ち・イメージカラーなどを解説!

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東京都知事、都民ファーストの会特別顧問「小池ゆりこ」を徹底解剖

小池百合子東京都知事をテレビやニュース等で見たことがある人も多いかと思います。

ニュースキャスター等の経歴もあり、知名度は高いですが、彼女の経歴や考え方、政策など、意外と知らないことが多いのではないでしょうか。

今回はそんな小池百合子を、様々な視点から読み解こうと思います。

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プロフィール

  • 生年月日:1952年7月15日
  • 現職:東京都知事、都民ファーストの会特別顧問
  • 職歴:ニュースキャスター・アラビア語通訳→参議院議員→衆議院議員→東京都知事
  • 学歴:甲南女子高校→関西学院大学中退→カイロ大学文学部社会学科
  • 閣僚として:防衛大臣・環境大臣等を歴任
  • 党の役職:自由民主党広報本部長、自由民主党総務会長、都民ファーストの会代表、希望の党代表等を歴任

【小池百合子の生い立ち】誕生から大学卒業まで

小池百合子氏は1952年の7月15日、兵庫県の芦屋市で生まれました。

彼女は芦屋市立岩園小学校、甲南女子中学校を経て、1968年4月に甲南女子高校に進学します。小学1年生から中学3年生までガールスカウトでも、活動していました。

高校2年生の時に、父親が第32回衆議院総選挙に立候補しますが落選してしまいます。

そして1971年に甲南女子高校を卒業後、関西学院大学の社会学部に入学します。

のちに彼女はアラビア語通訳を目指してエジプトに留学することになります。

1976年10月に、彼女はカイロ大学の文学部社会学科を卒業し、同年12月に帰国しました。

通訳、キャスター時代

帰国後、小池氏はアラビア語の通訳として活動します。日本アラブ協会の嘱託となり、通訳兼アラビア語講師を担当することになります。

ある時、日本テレビの仕事を引き受けたことをきっかけに、日本テレビのアシスタントキャスターを務めることとなります。

キャスターとして勤務するかたわら通訳としても活動を続けました。

1988年にはテレビ東京の「ワールドニュースサテライト」の初代メインキャスターに就任し、1990年度日本女性放送者懇談会賞を受賞しています。

国政の道

1992年7月に行われる参議院選挙を前に、は複数の政党から立候補の誘いを受けていました。

新党結成を発表していた細川護煕は小池百合子に白羽の矢を立て、小池氏も「政治を変えるには大きな中古車を修理するのではなく、小さくても新車の方がいい」との理由で、1992年5月22日に設立された「日本新党」に、野田佳彦、前原誠司らとともに入党しました。

参議院議員選挙には、全国比例区から出馬し、初当選を果たしました。

1993年、第40回衆議院議員選挙には、旧兵庫2区から立候補しますが、落選してしまいます。

1994年には、古巣であった日本新党を含む複数の政党を1つに集めた、野党第一党となる「新進党」の結党に参加しました。

第41回衆議院議員選挙には、兵庫6区から出馬し当選します。

その後、1999年に経済企画政務次官となり、保守党の結成に協力することとなります。

自由民主党入党

2002年12月、小池氏は保守党を離党し、保守倶楽部を経て、自由民主党に入党します。

2003年の内閣改造の際に小池氏は環境大臣として初入閣します。過度なエアコンの設定温度を避け、「クールビズ」と呼ばれるビジネスシーンでの軽装を推奨する取り組みを進めました。

その後、当時の久間章生防衛大臣の辞任に伴い、小池氏は女性初の防衛大臣となります。

在任中はアメリカとの友好関係の維持に努めましたが、海上自衛隊の2等海曹がイージス艦の図面などを持ち出した「イージス艦機密情報漏洩事件」の責任を理由に離任しました。

そして2008年9月、当時の福田康夫首相の辞任に伴って実施された自民党総裁選に出馬しますが、麻生太郎に敗れてしまいます。当時、女性の自民党総裁選出馬は、史上初の事であり話題となりました。

その後、自民党総務会長や自民党広報本部長などを歴任します。

女性初の東京都知事が誕生

小池氏は2016年東京都知事選に出馬する意向を表明します。無所属で出馬し、選挙期間中は、舛添要一都知事や東京都議会の自民党会派の体質などへの批判を繰り返します。

この時の選挙戦では、イメージカラーの緑の服装や小物を身につけて活動しました。小池グリーンとして、その後の小池百合子や都民ファーストのイメージカラーとして「小池百合子=緑」のイメージが浸透しています。

291万2628票を獲得し、史上初の女性東京都知事に就任することになりました。

都知事就任後には政治団体都民ファーストの会を設立し、小池系の議員による地域政党となり、代表に就任します。

2017年には、自身が代表となり希望の党を設立するも、10月22日が投票日の衆議院議員総選挙では自民党に大敗してしまいます。選挙後、希望の党の代表を辞任します。

2020年7月5日に行われた東京都知事選挙では、宇都宮健児、山本太郎、小野泰輔らを破り再選します。この選挙で掲げた「7つのゼロ」の政策への評価が話題となっています。

2024年現在、東京都知事選挙に出馬しています。

「7つのゼロ」政策

2020年の東京都知事出馬の際に掲げた公約は、7つのゼロとまとめられました。

2024年に改選されることもあり、その評価が話題となっています。

そんな7つのゼロには、以下のような内容があります。

  • ペット殺処分ゼロ
  • 満員電車ゼロ
  • 待機児童ゼロ
  • 都道電柱ゼロ
  • 残業ゼロ
  • 介護離職ゼロ
  • 多摩格差ゼロ

これらの中には、検証困難とされるものも含まれており、達成状況に関して様々な評価があります。

まとめ

現在も東京都知事を務めている小池百合子知事。

この記事では、彼女が政治家の道を進むきっかけや生い立ち、政策などについて解説しました。

2024年に投開票が行われる東京都知事選挙に出馬し、3度目の当選を果たすのでしょうか?

その動向に注目が集まっています。

参考になるサイト

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政経百科編集部
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