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【泉房穂】元明石市長の現在は?学歴・政策・生い立ち・実績などを解説!

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【過激発言・子育て政策】弁護士・社会福祉士で元明石市長の泉房穂(いずみふさほ)を徹底解説!

2023年まで兵庫県の明石市長を務めていた泉氏。

手厚い福祉政策やマスコミへの積極的な露出により知名度はあるものの、彼の考え方や立場、来歴や人物に関して、あまり知らないという人が多いのではないでしょうか。

今回は元明石市長の泉房穂氏について解説します。

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プロフィール

  • 1963年10月7日生まれ
  • 現職:弁護士
  • 職歴:NHK職員→テレビ朝日社員→弁護士→衆議院議員(兵庫2区)→第14代兵庫県明石市長→弁護士、コメンテーター
  • 学歴:兵庫県立西明石高校→東京大学文科二類

民主党から出馬し衆議院議員を務める

ここからは泉房穂元明石市長の経歴をみていきます。

誕生から弁護士時代

泉房穂氏は1963年8月19日、兵庫県の明石市で、漁師の長男として生まれました。公式プロフィールには、「障害のある家族がいたこともあり、幼いころから福祉に目覚める」と記載されています。その後、明石の二見小学校、二見中学校、明石西高校で学生時代を過ごしました。高校時代は生徒会長を務めており、他にも野球やサッカー、柔道など様々なスポーツに明け暮れていました。

生徒会の任期を終えた高校3年の5月、泉氏は職員室で東大受験宣言をし、勢いそのままに東京大学の文科二類に合格。仕送りを受けず、授業料の免除と奨学金、アルバイトで生計を立てていたといいます。在学中には駒場寮の寮長を務めていました。

1年留年したのちに、東京大学教育学科教育哲学・教育史コースを卒業。同年、NHKに入局します。NHKを退職しテレビ朝日の社員や衆議院議員石井紘基氏の秘書などを経て、司法試験に合格。その後、2000年に明石市にて「いずみ法律事務所」を開設します。

衆議院議員時代

弁護士として活動を始めてから3年後の2003年、第43回衆議院議員選挙に民主党の公認を得て立候補。公明党の赤羽一嘉氏に敗れたものの、比例近畿ブロックで復活し、初当選を果たしました。


衆議院議員時代は犯罪被害者基本法や高齢者虐待防止法、無年金障害者救済法の制定や、介護保険法の改正に尽力し、2005年に行われた第44回衆議院議員総選挙でも民主党の公認を得て出馬しました。

しかし、結果は落選。比例復活も叶いませんでした。

落選後は明石市の事務所にて弁護士の業務を再開。2007年には社会福祉士の資格を取得します。

明石市長時代

2010年12月17日、当時の明石市長である北口寛人氏は、明石市議会の問責決議を受け、議会答弁で翌年の市長選への不出馬を表明しました。2011年1月23日、福祉団体で構成する「21世紀型の福祉のまち明石を実現する会」は、泉に任期満了に伴う市長選挙への立候補を要請。

同年2月26日、泉氏は正式に明石市長選に出馬する意向を表明しました。

4月24日に行われた明石市長選挙に無所属で立候補。自民党と井戸敏三兵庫県知事の推薦を受けた宮野敏明氏を僅差で破り、初当選を果たしました。

同年5月1日、泉氏は明石市長に就任します。

市長時代、泉氏は性的少数者のパートナーシップ制度の整備や中学校給食の完全無償化、また全国で初めて「手話言語・障害者コミュニケーション条例」を制定しました。また「子どもを応援すれば経済が回る。」という信念のもと、特に子どもや教育に力を入れた施策を行い、明石市を復活させました。

他にも18歳までの医療費無料や第2子以降の保育料無料など、子ども関連の福祉政策を多く行いました。

政界引退と現在の活躍

泉氏は明石市長を退任したのち、各地の地方選において新人を応援し、全員を当選に導きました。しかし、2023年11月30日に、本人のtwitter(現X)において、「自分としては、『所沢市長選での勝利』をもって、いったん区切りとの思いで、その後の依頼はすべてお断りしている」と述べ、それ以降はほかの候補を応援することはありませんでした。

泉氏は現在、弁護士として活動する傍ら、メディアの取材に応じています。しかし、本人が「次は『国政そのもの』をどうするかの段階だと思っています」と主張しているため、明石市から飛び出し、国政に進出する可能性も十分存在します。

現在、泉氏はテレビ朝日系番組「羽鳥慎一モーニングショー」や読売テレビ系番組「そこまで言って委員会」など、メディアに積極的に露出しており、そこでの発言は賛否両論を呼んでいます。

近年では、テレビ朝日系番組「羽鳥慎一モーニングショー」において、泉氏は自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件に関し、政治ジャーナリストの田崎史郎氏の「全部、数十万円でも摘発したら安倍派の議員はすべて関わってしまうでしょうね。そうしたら90人ぐらい、いなくなったら大変ですから」という発言に対し、「いや、大変でもないですよ。全員いなくなったって誰も困らないですよ」「逆にきれいに一掃してもらって新たな方が立候補して、新しい政治が始まった方が新しい日本の夜明けが始まると思います」と反論し、話題になりました。

ほかにも、市の公共施設のエレベーターに関して『ある日、市の公共施設の担当職員から、「エレベーターの修理に予算を割いてほしい」と相談がありました。「壊れてるんか?」と聞くと、「壊れてはいないが、部品の保証期間が10年だから、そろそろ機械を交換したい」と言います。「止まったら修理すればいいから、今はそのままで」と返すと、「止まってからでは市民が怒ります」と言う。ちなみに、その場所にはエレベーターが3基設置されているので、1基止まっても何の問題もないはずです。それでもなかなか職員が引かないので、「もし市民が怒ったら、私がおんぶして階段を上がるから大丈夫や!」と言って、予算を一切つけませんでした。(プレジデントオンライン)』という発言を受け、「現在のコストにばかり執心し、将来のリスクに備えられていないのではないか」「現状エレベーターは動いているから問題ない」と賛否の声が上がりました。

政策・考え方・発言

ここでは、泉氏の政策や考え方を、ジャンル別に紹介していきます。

福祉

泉氏は市長時代、福祉に最も力を注いでいました。中学生までの子ども医療費の無償化や離婚後の子ども養育支援、法テラスの窓口を全国で初めて設置するなど、多くの福祉政策を実行しました。これにより、明石市の人口は2013年より増加傾向に転じています。

条例

ほかにも、遊泳者安全区域や危険行為の罰則を明記した「明石市水上オートバイ等の安全な利用の促進に関する条例を施行。市独自の懲役刑を新設しました。また、「明石市旧優生保護法被害者等の尊厳回復及び支援に関する条例」を施行し、旧優生保護法による被害を受けた人々の救済を行いました。

まとめ

今回は、元明石市長「泉房穂」氏について解説しました。

福祉に関しては前述したとおり、素晴らしい政策を数多く実行したものの、国道2号拡幅工事に伴うパワハラ発言や川崎重工の課税データ公開、安全性や冗長性を切り捨てエレベータの部品交換を怠ったなど、地味なインフラ整備をやらず、わかりやすい福祉政策ばかりやってきたのではないか、という批判も散見されます。

政界を離れた現在もメディアでの発言を中心に影響力があり、今後の動向にも注目です。

参考になるサイト

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