国内政治

【国会】役割・仕事、通常国会・臨時国会などの種類、衆参の違いなどを解説!

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国権の最高機関「国会」とは

今回は国会についてまとめていきます。各地域にいる国会議員はどういった仕事をしているのか。国会の役割と種類を知ることで、自分たちがどんな人を選ぶのか知るきっかけになるのではないでしょうか。ぜひ最後までご覧ください。

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【概要】国会とは

法律の制定を行い、予算を決める担当をしているのが国会です。国会は衆議院・参議院に分けられ、国民から直接選挙で選ばれた国会議員で構成されます。また、国会議員が主権者である国民から選挙で選ばれるため、国権の最高機関とも位置付けられています。

国会は衆議院と参議院の二院制を採用しており、衆議院では任期4年(解散あり)、参議院では任期6年(解散なし、3年ごとに半数ずつ改選)となっております。

国会の仕事

国会は、唯一の立法機関とされており、日本で唯一法律を作ることができる機関となっております。法律案を審議して、可決することは、国会の重要な仕事の一つです。国会で決められた法律をもとに、内閣やその下の行政機関・地方自治体は仕事を行い、民間の個人や法人も国会で決まった法律にしたがって活動をしています。

また、国会は、法律の作成の他に予算を作るといった大きな役割も担います。政府が作成した予算案をもとに衆議院と参議院でそれぞれ審議をし、予算を成立させます。予算とはそれぞれの機関がいくらお金を使えるのか、どの目的にお金を使うのかを決めたものです。

その他にも、内閣総理大臣の指名・条約の承認といった仕事も国会の大きな仕事となってきます。

国会の仕事

  • 法律の制定
  • 予算の議決、決算の審議
  • 条約締結の承認
  • 内閣総理大臣の指名
  • 憲法改正の発議
  • 衆議院の内閣不信任決議
  • 両議院の国政調査
  • 裁判官弾劾裁判所の設置

議院内閣制とは

国会について考えるうえで欠かせないのが、議院内閣制です。議院内閣制とは、国会議員の中から指名された内閣総理大臣をトップとする内閣が、国会に対して連帯責任を負う制度のことです。衆議院で内閣不信任決議がなされた場合には、衆議院を解散するか、内閣総辞職をしなければなりません。

衆議院・参議院(両院・二院)の違いとは?

国会にはそれぞれ独立した2つの議院があります。これを二院制と呼び、日本では衆議院と参議院にわかれています。主に以下のような違いがあり、選挙制度も異なります。

定数

  • 衆議院:465人(小選挙区289人・比例176人)
  • 参議院:248人(選挙区148人・比例100人)

一回の選挙で改選されるのは、124人(選挙区74人・比例50人)

任期

  • 衆議院:4年(解散あり)
  • 参議院:6年(解散なし、3年ごとに半数ずつ改選)

被選挙権

  • 衆議院:25歳以上
  • 参議院:30歳以上

国会の種類

実は、国会には、「通常国会」「臨時国会」「特別国会」の3種類があります。

通常国会(常会)

通常国会は、常会とも呼ばれ、1月中に招集され、年に1回開催されます。会期は、150日間と定められています。

会期の初めには、内閣総理大臣による施政方針演説、内閣府特命担当大臣(経済財政担当)の経済演説、財務大臣による財務演説、外務大臣による外交演説があります。これらの演説に対して、各会派(政党などが作る議会内でのグループ)が代表質問を行います。

また、通常国会で審議される重要なテーマは予算です。国の会計年度は4月1日から3月末までとなっており、新年度の予算を3月末までに成立させることが重要です。予算の年度内成立をめぐった駆け引きが与野党で行われることもしばしばあります。予算以外にも多くの法案が提出され、成立します。

会期は1回まで延長できます。

臨時国会(臨時会)

臨時国会は、通常国会の会期以外で、国会の召集がある場合に開催されます。内閣が召集を決めた場合、衆議院参議院いずれかで総議員の4分の1の要求がある場合、衆議院の任期満了に伴う総選挙・参議院議員選挙が開催された場合のいずれかで開催されます。とも呼ばれ、1月中に招集され、年に1回開催されます。会期は、150日間と定められています。

近年の慣例では、毎年秋頃に召集されることが多く、補正予算や新たな政治テーマ、重要法案に関して審議を行います。会期に規定はなく、1日で終わることもあれば、数ヶ月にわたることもあります。衆議院と参議院の両院での一致で会期が決められ、2回まで延長できます。

特別(特別会)

特別国会は衆議院の解散総選挙後に召集されます。選挙後30日以内に招集しなければいけないと定められています。召集とともに内閣が総辞職し、衆議院と参議院の両方で内閣総理大臣指名選挙が行われます。

臨時会と同様に会期は規定されておらず、衆議院と参議院の議決で決めます。

国会の1年間のスケジュール

1年間の国会の大まかなスケジュールは以下のようになっています。なお、選挙のスケジュールや政治情勢等で年によって変わります。

  • 1月: 常会の召集・開会式、国の総予算の国会提出、内閣総理大臣の施政方針演説などの4演説、各会派からの質疑(代表質問)
  • 2月: 総予算の審議(衆議院・参議院)
  • 3月〜: 法律案・条約等の審議
  • 6月: 参議院の調査会からの報告書提出、常会の会期終了
  • 7月頃: 参議院議員選挙(3年に1度)
  • 9月頃: 臨時会の召集、開会式、所信表明演説、代表質問
  • 10月: 補正予算の審議、法律案・条約等の審議
  • 11月: 決算の国会提出、参議院本会議で決算の概要報告・質疑
  • 12月: 臨時会の会期終了

まとめ

今回は、国会についてまとめました。衆議院議員選挙・参議院議員選挙で自分たちが選んでいる人たちが、どういった役割を果たしているのかを考えることで、どういった人がふさわしいのか選ぶ参考になればと思います。

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政経百科編集部
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